ピース
タバコのピースです。w
むかーし、記憶の端っこに、うすーく残ってるシーンが、
親族が集まってワイワイしている場で、父親のあぐらに座り、目の前のグラスには注がれたビール。
まだ父親が入院する前のシーンだ。
その時吸っていたタバコがピース。
当時のピースは、缶ピースが主流で、50本入り。
アルミで封かんされており、缶蓋に突起物を出せる構造になっていて、それで再び蓋をしてクルリと回すと、開封される仕組みでした。
今も売ってますね。
ただ、両切りタバコなので、苦手な方は今は多いかもしれませんな。
自分も苦手です。( ´ ▽ ` )
通院で出かけて、一服すっかなーと思ったら、タバコを持ってくるのを忘れた。
と言う事で、いつぐらい振りだかにコンビニでタバコを買った。
ふっと、何となく、並んでるタバコの中に目に入ったピースを買った。
すぐ吸う用に、ショートホープの6mmを購入した。見た事なかったヤツだったんで。w
ホープは軽すぎて、ボーッと吸うには少なかった。
ので、まぁサッサと帰ろうと帰宅して、先ほどピースを開封した。
ほわっと香るピース。
あぁ、これだ。
缶ピースの場合、もっと香りが良いのだが。
これが父親の香りだ。
懐かしくなったなぁ。
ただ、時系列に並べられない自分の記憶では、これだけは、時折鮮明に思い出せるシーン。
写真の様に、切り取られたシーン。
これ以降の父親の記憶は、タバコを一切吸わない、たまにビールを飲む、もじゃもじゃヒゲを生やしている。
入院中に1回お見舞いに行った気がするが、どんなだったか全く記憶にない。